おこづかいって、「ただ渡すだけ」でも学びはあります。でも、ちょっと仕組みを工夫するだけで、計画性やお金の感覚がぐっと育つんです。

「おこづかいのやり方、これで合ってる?」「金銭感覚って本当に育つの?」と悩む方にも向けて、具体的な工夫をまとめました。

この記事では、親子で楽しめるアレンジ方法を紹介。全部やる必要はありません。

「これならうちでもできそう!」と思うものから試してみてください。

基本のおこづかいの渡し方を知りたい方は、【おこづかいの渡し方4選】の記事も参考にしてみてくださいね。

トップ画像。おこづかい、どう渡す?「我が家にピッタリ」をみつけよう。
おこづかいの渡し方4選おこづかいの渡し方は定額・報酬・都度・ハイブリッドの4種類。親子マネー教室の声と我が家の体験から、家庭の価値観に合う選び方を元銀行員ママが解説。診断つきで今日から決められます。...

1. 年俸制おこづかいで年間計画を体験【おこづかい管理の工夫】

「毎月渡すの忘れちゃう…」そんな親御さんにもピッタリなのが年俸制おこづかい

年間予算を最初にドンと渡して、子どもに1年間の計画を任せる方法です。

  • ▶やりかたの例
  • 小1なら「年間6,000円=月500円×12」をまとめて渡す
  • 予算を使いすぎると年末にピンチ、余らせるとごほうび

  • ▶この方法で育つこと
  • 計画を立てる力、目標を意識した使い方が自然に身につきます

最初は「すぐ使っちゃうかも…」と心配になるかもしれませんが、失敗も含めて学びです。

半年で使い切って後悔する経験も、立派な金銭教育になりますよ。

💡 おすすめ年齢:小学校中学年以上

2. 季節ボーナス制で特別感を演出【やる気が上がるおこづかいの仕組み】

「ボーナスが出た!」って大人でもテンション上がりますよね。子どもも同じです。

お正月、夏休み、誕生日など、年に数回だけ臨時収入を設定してみましょう。

  • ▶やりかたの例
  • 普段のおこづかいとは別に「ボーナス」として渡す
  • 「ボーナスが出る」感覚を味わいながら、使い道を計画する練習に

  • ▶この方法で育つこと
  • 大きな金額の管理を体験でき、計画性が育ちます

「全部使っちゃう?それとも貯める?」と悩む時間こそ、お金の使い方を考える絶好のチャンスです。

💡 おすすめ年齢:小学校低学年から

3. 家庭内銀行で利息つき貯金【貯金が続くおこづかいの仕組み】

「貯金してもつまらない」と感じる子には、家庭内銀行がおすすめ。

親が銀行役になって、貯金に利息をつけてあげる方法です。

  • ▶やりかたの例
  • 毎月1〜2%の利息を設定(100円貯めたら翌月101〜102円に!)
  • 通帳ノートで残高の増減を見える化

  • ▶この方法で育つこと
  • 複利の感覚や、計画的に貯める習慣が身につきます

「お金がお金を生む」という複利の仕組みを、小さいうちから体感できるのは大きなメリット。

通帳ノートに数字が増えていくのを見るのも、子どもは意外と楽しんでくれます。

💡 おすすめ年齢:小学校低学年から

4. マッチング貯金でやる気アップ【貯金習慣が身につくおこづかい】

「貯金頑張ってるね!」という気持ちを形にするなら、マッチング貯金。

子どもが貯めた分と同じ金額を親も追加してあげる方法です。

  • ▶やりかたの例
  • 子どもが100円貯めたら、親も100円追加して合計200円に
  • 「○○円貯まったら一緒に△△を買いに行こう」など目標を共有

  • ▶この方法で育つこと
  • 貯金のモチベーションが上がり、目標達成の喜びを体験できます

「頑張りが2倍になる!」って分かると、子どものやる気がぐんと上がります。

親子で同じゴールを目指す一体感も生まれますよ。

💡 おすすめ年齢:小学校低学年から

5. 外貨チャレンジで世界のお金に触れる【国際感覚が育つおこづかい教育】

海外旅行のお土産で余った外貨、引き出しに眠っていませんか?

それ、おこづかい教育に使えます!円だけでなくドルやユーロでも管理してみると、世界が広がります。

  • ▶やりかたの例
  • お土産の外貨を使っておこづかいに
  • 為替レートを調べて円換算してみる(「1ドル=150円だから、10ドルは…」)

  • ▶この方法で育つこと
  • 国際感覚と為替の概念を自然に学べます

「アメリカではこれが○ドルなんだ!」と気づくだけでも、世界経済への興味の入り口になります。

💡 おすすめ年齢:小学校高学年以上

6. 家庭内カフェ・ショップ起業【働く体験ができるおこづかい】

SNSでも話題の「小1コーヒー屋さん」、ご存知ですか?

家の中でお店を開いてもらうだけで、ビジネスの基本が一通り学べちゃいます。

  • ▶やりかたの例
  • メニュー例:ジュースバー、手作りアクセ屋、折り紙ショップなど
  • 仕入れ(材料を親から買って販売)、価格決定、利益計算まで一緒にやるとビジネスの流れが見えてくる

  • ▶この方法で育つこと
  • モノを売る体験を通じて、働くこと=価値提供だと実感できます

「ジュース1杯100円で売るけど、材料費が50円だから利益は50円だね」なんて会話をしながら、算数の勉強にもなります。週末の家族イベントとしても楽しいですよ。

💡 おすすめ年齢:小学校低学年から

7. 家庭内サービス会社【価値提供を学べるおこづかい】

モノを売るのとは違う、もう一つの働き方が「サービス業」。

家の中の困りごとを、子どもにビジネス化してもらいましょう。

  • ▶やりかたの例
  • 「お片付けレスキュー」「パソコンヘルプ」「買い物リサーチ」
  • 料金表を作り、親は「必要な時だけ依頼するお客さん」として接する

  • ▶この方法で育つこと
  • 働くこと=価値提供だと実感しやすく、サービス業の本質を学べます

「誰かの役に立つ=お金がもらえる」という構図が体感できると、将来の職業観にもつながります。

ちなみに「パパの肩たたき1回50円」とかでもOKです(笑)。

💡 おすすめ年齢:小学校低学年以上

8. 家庭内”フリマ部”【リサイクルと経費を学べるおこづかい】

もう使わないおもちゃ、押し入れに山積みになっていませんか?

それを親子で整理して、フリマアプリで売るプロジェクトを「部活」として運営してみましょう。

  • ▶やりかたの例
  • 売上から「手数料(親が事務代行分)」「送料」を引いて、残りを山分け

  • ▶この方法で育つこと
  • 原価や経費の感覚が身につき、リサイクルの意識も高まります

「売れた!」という成功体験はもちろん、「思ったより高く売れなかった…」という現実も学び。物を大切にする気持ちも育ちます。

💡 おすすめ年齢:小学校高学年以上

9. 買い物チャレンジで実践力を養う【生活力が身につくおこづかい教育】

「おこづかい渡してるけど、実際に使う場面を見たことない…」そんな時は、買い物チャレンジ。スーパーで予算内で買い物してもらいましょう。

  • ▶やりかたの例
  • 「500円以内で夕食の材料を買ってきて」「1,000円で週末のおやつを選んで」
  • 値段を比較しながら買う力、予算内でやりくりする感覚が育つ

  • ▶この方法で育つこと
  • お金の価値と生活を直接結びつけて考える習慣が身につきます

最初は「安いやつ適当に選んじゃった」となるかもしれませんが、何度かやるうちに「グラムあたりの値段」とか考え始めます。

算数の文章題より、よっぽど実践的です。

💡 おすすめ年齢:小学校中学年以上

10. イベント予算管理で特別な日を任せる【判断力が育つおこづかい】

家族旅行やお祭り、テンションが上がって財布の紐が緩みがち…ですよね。

そんな特別な日こそ、予算を子どもに任せてみましょう。

  • ▶やりかたの例
  • 家族旅行の駄菓子・お土産予算を管理
  • お祭りや遊園地で使えるお金を事前に決めて持たせる
  • 使い切るか、残すか、自分で判断する経験

  • ▶この方法で育つこと
  • 非日常の場面で冷静にお金を管理する力が身につきます

「あれも欲しい、これも欲しい!でも予算オーバー…どうする?」という葛藤が、実は最高の学びの場。

我慢する力も、優先順位をつける力も育ちます。

💡 おすすめ年齢:小学校中学年から

親子で楽しむコツ

  • ・最初から完璧にしない、1つずつ試す
  • ・ルールはA4用紙1枚にまとめて口約束を避ける
  • ・年齢や学年に応じて金額・ルールを調整する

おこづかいは完璧を目指すより、親子で考える時間自体が最高の教育です。

「失敗してもいいんだよ」という安全な環境で、たくさん試行錯誤させてあげてください。

楽しみながら、少しずつ取り入れてみましょう!