進級や入学を迎える4月は、子どもの生活が大きく変わるタイミングです。

「そろそろお金のこと、教えたほうがいいのかな」
「でも、いつから・何から始めればいいのか分からない」

そんなふうに感じるママは少なくありません。

実は、新学期はお金教育を始めたり、見直したりするのにとても向いている時期です。
生活や環境が変わる今だからこそ、無理なく“お金の考え方”を育てることができます。

この記事では、新学期という節目を活かした、親子で実践できるお金教育のヒントをお伝えします。

なぜ新学期が「お金教育のチャンス」なのか

進級や入学は、子ども自身が「少し成長しよう」としている時期です。
このタイミングは、新しいルールや考え方を受け入れやすいという特徴があります。

友達との関わりが増える、行動範囲が少しずつ広がる、新しい学用品を選ぶ機会が増える。

こうした日常の変化は、すべてお金の学びにつながります。
特別な教材や難しい説明をしなくても、日々の出来事そのものがお金教育の場になるのが、新学期の強みです。

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大切なのは「金額」より「考え方」

お金教育というと、「おこづかいはいくらが正解?」「周りはいくら渡しているんだろう?」と、金額に目が向きがちです。

でも本当に大切なのは、なぜそれを買うのか、限られた中でどう選ぶのか、使ったあとにどう感じたのかといった、お金を通して考える経験です。

新学期は、その考え方を育てるスタート地点にぴったりです。

おこづかいの金額については【おこづかい、いくらが正解?】の記事で詳しく解説しています。

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新学期に見直したい5つのポイント

1. おこづかいのルールを親子で決め直す

学年が上がると、子どもの使い道や行動範囲も少しずつ変わってきます。

「何に使っていいのか」「いつ渡すのか」など、今の成長に合っているかを新学期に一度見直してみましょう。

このとき大切なのは、ルールを親が一方的に決めるのではなく、一緒に話し合って決めること

考えて決める経験そのものが、お金教育の第一歩になります。

2. 「欲しい」と「必要」を言葉にさせる

新学期は、新しい文房具や持ち物を揃える機会が増えます。

そのときに「それは欲しいものかな?それとも必要なものかな?」と問いかけてみてください。

正解を教える必要はありません。

自分の気持ちを言葉にして考えることが、お金の感覚を育てていきます。

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3. お金の使い道を振り返る時間をつくる

お金は、使ったら終わりではありません。

月に1回でもいいので、「今月は何に使った?」「それ、買ってよかった?」と一緒に振り返る時間をつくってみましょう。

振り返ることで、子どもは少しずつ「考えて使う」ようになっていきます。

4. 買い物を任せる機会を少しずつ増やす

進級を機に、小さな買い物を任せてみるのもおすすめです。

「筆箱を買いに来たよ。予算は1,000円ね」と伝えた上で、選ぶところから子どもに任せてみます。

予算を超えそうなときは、「どうする?」と問いかけてみてください。

失敗しても大丈夫。失敗できる経験こそが、子どものお金の力を育てます。

5. 親のお金の使い方を言葉にして見せる

子どもは、親の行動をよく見ています。

「こっちの牛乳にしたよ。安くて量も多いから」
「このお菓子、魅力的だけど今日は予算オーバーだからやめておくね」

こんなふうに、選んだ理由を言葉にするだけで、日常の中で自然なお金教育になります。

新学期にやりがちなNG対応

・学年が上がったから自動的におこづかいを増やす
・ルールを説明しないまま渡し方だけ変える
・失敗しそうだから先回りして止めてしまう

どれも「子どものため」を思っての行動ですが、考える機会を減らしてしまうこともあります。

新学期は、「全部教える」よりも、少しずつ任せていくことを意識したいタイミングです。

まとめ|新学期はお金教育を仕切り直すチャンス

進級や入学は、親子でお金との関わり方を見直す絶好の機会です。

  1. おこづかいのルールを一緒に決める
  2. 「欲しい」と「必要」を問いかける
  3. 使ったあとに振り返る
  4. 買い物を任せてみる
  5. 親の使い方を見せる

この中から、まずは1つだけで大丈夫。新学期から少しずつ始めてみてください。

「考える」「選ぶ」「振り返る」――
この積み重ねが、子どもがお金と上手につき合っていく力を育てていきます。