幼児から大人まで、楽しくお金を学んで夢を叶える!
こどものお金先生 田浦まみ です。
【簡単なプロフィール】
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
親子で参加できる、子どものためのお金のセミナーを開催。
「楽しみながら学ぶ」をモットーに、はじめてのお小遣い~実践的な投資に至るまで指導。
プライベートでは4歳男の子のママ。
元銀行員 → 東京キッズマネースクールうちゅう校 代表講師
子どもたちにとって、お金に関する知識は将来の成功につながる大切なスキルです。
「子どもたちにはお金に強くなってほしい」と考える親御さんは多いのではないでしょうか。
そこで、ご家庭で手軽にできておすすめなのが「お金にまつわる絵本の読み聞かせ」です。
小さなお子さんでも楽しめる、お金をテーマにした絵本はたくさんあります。
親御さんが読み聞かせをすることで、「お金に対するポジティブなイメージ」を育てる効果があります。
お金の話をタブー視しないことが、マネー教育の第一歩です。
今回は、子供たちが楽しんで学べる「マネー教育におすすめの絵本7選」をご紹介します。
絵本を通じて親子で楽しみながらお金の世界を探求し、お金と賢く付きあっていく方法を学びましょう。
ひゃくえんだま/作:ねじめ正一 絵:荒井良二
内容(「BOOK」データベースより)
ひゃくえんだまをもらって、うれしくてうれしくて、ぎゅうっとにぎったままねむったら…
100円玉をもらった男の子のイメージがどんどん膨らんでいくお話です。
「お金を手にしてうれしい気持ち」があふれる物語で、読んでいると思わずワクワクすること間違いなし。
お金を知ったばかりの小さいお子さんでも楽しめる内容なので、これからマネー教育を始めたいと考えているご家庭にぴったりの絵本です。
わらしべちょうじゃ/文:石崎洋司 絵:西村敏雄
内容(「BOOK」データベースより)
「さいしょにひろったものをもって、たびにでよ。」とてもびんぼうなおとこは、かんのんさまのことばどおりわらしべをもって、たびにでました。貧しい男がつかんだわらしべが幸せをよぶ、楽しいお話。「しおふきうす」も収録。
貧しい主人公が困っている人を助けていくことで、最後に幸せをつかみ取る昔話です。
「お金に関係ある?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
この物語とマネー教育に共通するキーワードは「物々交換」です。
お金がまだ存在しなかった時代、人々は物々交換をして欲しいものを手に入れていました。
その後、利便性の高い貨幣が誕生し、現在では人々の生活に欠かせないものとなっているという歴史があります。
そんなお金の歴史を、物語と関連付けて教えてあげられたらいいですね。
おかねをつかう!生きるのにかかせないお金のはなし/作・絵:シンダーズ・マクレオド 訳:田中靖浩、大加瀬裕美
内容紹介(出版社より)
お金を使うって、こういうことなんだ!うさぎのくにでは、にんじんがお金。サニーがおこづかいのにんじん3本を使っておもちゃを買うまでを描きます。
物の価値の違いや、買うために選択するということ。
お金の基本中の基本を小さい子どもたちと一緒に考えられる、子ども向けお金教育の1冊!お金を使うって、思ったより難しい。
でも、おこづかいで何を買うか考える過程で、自分がほしいものがはっきりするんだ。
子どもが初めてお金について考えるきっかけを作ってくれる絵本。
「お金には限りがあること」や「欲しいものは全部手に入らないこと」を教えてくれる絵本です。
主人公のウサギ男の子が「いろんなものを ぜんぶ かいたいな!」と夢を語る様子が、実に子どもらしくてほほえましいです。
子どもが初めてお金に触れる機会は、一般的に「使う」場面が多いです。
そして徐々に「貯める」「稼ぐ」「増やす」などの経験をしていきます。
まずは「賢いお金の使い方」を知るために、この絵本はきっかけとして役立つと思います。
おかねはどこからやってくる?/文:みうらこうじ&キッズマネースクール 絵:Aito
内容紹介(出版社より)
「ぼくにはどうしてもほしいものがある」
でも、欲しいものを手に入れるためには、「お金」が必要。
お金って、大切。でもなぜ大切なの? どうすれば手に入るの?
遊びながら、楽しみながら「お金」について学べる大人気セミナー「キッズ・マネー・スクール」の人気講師が、生きるために大切な「お金」と「仕事」の関係を絵本で教えます。
お金の不思議を探すワクワクの旅に出よう!
主人公のイヌの男の子が、ウサギのパン屋さんのお手伝いをして働く経験をするお話です。
物語には「お金はありがとうと交換するもの」というメッセージが込められています。
仕事とお金の関係を知ることで、お金の大切さや、親や周りの働く人たちへの感謝の気持ちを感じてもらうことができます。
お子さんがいるすべてのご家庭で、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
100円たんけん/文:中川ひろたか 絵:岡本よしろう
内容紹介(「BOOK」データベースより)
コンビニでおかしをおねだりしたら、「100円までよ」っていわれた。100円ショップにいったら、なんでも100円だった。じゃあ、よそのおみせでは100円でなにがかえるのかな。ぼくとおかあさんはしょうてんがいにいってしらべてみることにした。なづけて…100円たんけん!
「物の価値の違い」を知ることができる絵本です。
主人公の男の子と、お母さんやお店の人とのやり取りが面白いです。
物語の内容をしっかり理解できるのは年長さんくらいからだと思われますが、いろいろなお店でお買い物する様子は小さな子でも十分楽しめるお話だと思います。
この絵本を読んだ後、実際に商店街で「100円たんけん」してみるのも面白そうですね!
はじめてのおかね絵本/監修:泉美智子 絵:イヌイマサノリ
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「おこづかい」そろそろかな?と思ったら、いまこそ、お金の英才教育!お金の大切さから経済のしくみまでわかる!クイズ・めいろ・パズルもりだくさん!6歳からじぶんでよめる。
お金の歴史から経済までをわかりやすく、クイズや迷路なども交えて学ぶことができる絵本です。
「6才からじぶんでよめる」とのことですが、個人的には、はじめは読み聞かせるのをおすすめします。
ページ数に結構ボリュームがあるのと、お金の話は易しく書いてあっても取っつきにくいものですから、親子で少しずつ読み進めていくのがいいと思います。
知識をつけつつ考えながら読んでいく内容なので、お子さんの疑問や意見もたくさん出ると思います。
楽しく会話しながら、お金について親子で考えてみてくださいね。
おかねタウンでおかいもの/作:さこももみ
内容紹介(出版社より)
お金ってどんなもの?どうやって使うの?
子どもにお金のことを教えるのは、意外に難しいもの。
絵本・しなもの&おかねカードのセットでお買い物ごっこしながら、お金に関わるさまざまなことを楽しく学べます。
おこづかい帳&レジスター付き。
日本や世界のお札に描かれているあの人・今後描かれる予定のあの人たちも登場!
絵本に加えて、お買い物ごっこができる「おかねカード」「しなものカード」「組み立て式レジスター」「おこづかい帳」がセットになっています。
「しなものカード」は絵本と連動していますので、物語を読みながら同時にお買い物ごっこで遊ぶことができます。
絵本には、紙幣に描かれている偉人がたくさん登場しますので、チェックしながら読むと面白いですよ。
遊びながらお金に触れられるので、絵本が苦手なお子さんにもおすすめです。
まとめ
お子様のマネー教育におすすめの絵本7選をご紹介しました。
読み聞かせを通じて、お金の知識を楽しみながら伝え、お子様の未来を照らしましょう。
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